「もう黙っちゃいられん!」 (3) サラリーマンも怒っています
日々の労働、生活の傍ら、原発問題について抱いている、
様々な方の「思い」を、紹介するシリーズ
「もう黙っちゃいられん!」
あなたの身近にも、こういう「思い」を抱いている人が、いるかもしれない。
そんな風に感じて頂けたら、嬉しく思います。
第3回目は、サラリーマンの方からの「怒りの声」です。
サラリーマンも怒っています
MIGIWA
会社に勤めている者です。
原発事故の状況を知れば知るほど、大変な事態であると感じています。
福島原発事故から2年7ケ月が経ちますが、収束どころか現状維持すらできず、
高濃度放射能汚染水を格納するタンクから汚染水が漏れ、
今この時間にも放射能に接した地下水が汚染水として外洋に流れ続けています。
それにもかかわらず、安倍総理はIOC総会で
「汚染水は完全にブロックされている」と、国際公約発言をしています。
その後のアンケートでは、8割近くが「そうは思わない」との意見を示しています。
あろうことか、安倍総理は、福島原発の視察や国会予算委員会でも
「完全ブロック」発言を繰り返しています。
安倍総理の嘘は許されません。
失敗から学べ
会社では仕事がうまくいくことも失敗することもあります。
よく言われているのは「失敗から学べ」ということです。
これは当然で、何故失敗したのかという原因と、
どうしたら失敗を回避できるかという対策を考えずに放置すれば同じ過ちを犯すからです。
では、原発事故はどうでしょうか。
政府、東電、他の電力会社は原発事故という失敗から何も学んでいません。
その証左に問題点の多い規制基準による再稼働や輸出があります。
子どもを守れ
原発建設を許し事故に至らせたのは私達の世代の責任でもあります。
事故の影響は長く後世に続きますが、大切な子どもを守るためにも、
今、私達が原発に立ち向かい、再稼働反対、廃炉を実現する責任がある
と思います。
意志を示そう
サラリーマンであっても意志を持った人間です。
原発再稼働や輸出に心底怒っています。
その意志を可視化するため街に出て訴えたいと思います。